NR・サプリメントアドバイザー試験おわりました
今日14時30分終了しました!!!
本腰入れて勉強し始めたのが丁度1週間前で、
短いながらもぼちぼち疲れました。
まともに勉強したのが久しぶりだったので、
頭も疲れましたが、体も疲れていたのか
便秘になりました!笑
お腹パンパンですごく辛いです。
合否の結果は今月20日にネット上で
発表されるみたいなので、
気長に待とうとおもいます。
でも12日に別の試験があるから、
忘れてるかもしれませんね。
久しぶりに大阪まで足を運んだのですが、
大阪のおっちゃんおばちゃんの、
バスの降りる速さに感動しました。
さすが大阪です。
このあとからは、高校時代の友人と遊ぶ約束をしています。楽しみです。
(むしろ試験よりこっちがメインか、、?笑)
そして何より、はやくセルジオに会いたい。
(壊れたおもちゃ同士を麻ひもでくくりつけて、猫の釣竿つくりました。食いつきがよくて、飼い主も楽に遊べるので重宝しています)
NR・サプリメントアドバイザー試験に向けて
どーも、お久しぶりです、けーとです。
写真は最近すっかり猫らしくなったセルジオです。
セルジオの右目は猫ヘルペスの影響で今も少し白く濁っていますが、
少しずつ良くなってきています。
さて最近の私の日常について少しお話させていただきたいと思います。
先週の金曜日に薬局での実務実習を終えて、
今週の月曜日から集中講義のため、大学に通っています。
朝から4コマ全部埋まっているハードスケジュール、、、、
4コマも座っていられるだろうか、、、と不安になったのも束の間
きちんと出席して4コマ座れています。
午前中は医薬品の適正使用についての講義で、
午後は実践栄養学の講義を選択しています。
この実践栄養学ですが、実は来月に控えているNR・サプリメントアドバイザー試験の対策の一環のようなものになっています。
日本臨床栄養協会主催の認定試験が年に一度行われており、
学生の特権を生かすと、社会人の方よりも格安な値段で受講・受験できるということで、この度受験することにしました。
今日、日本では『健康食品』が溢れています。
医療費の圧迫が叫ばれ、セルフメディケーションが重要視されてきている現代、
サプリメントや特定機能性食品を含む健康食品での自己管理が一般化してきています。
そんな世の中にたくさん溢れている『健康食品』
どれが自分に必要で、どれが本当に効くの??
安全性は?? 過剰症や欠乏症ってどんなの??
といった消費者の素朴な疑問に答えていくのに役立つのがこの資格です。
例えば、カルシウム(Ca)
みなさん一度は耳にしたことのある栄養素だと思います。
骨や歯をはじめとした生体を構成する重要な栄養素であり、
また血管収縮など生理的機能をつかさどるものでもあります。
このカルシウム、現代の(特に)女性に不足しているということはご存知でしょうか。
よく耳にすることばで言えば、<骨粗鬆症>がカルシウム不足によって起こる疾患の有名どころです。
高齢者に多く見られる疾患の1つですが、その多くは女性にみられます。
女性は出産の度に、自分の体内にあるカルシウムの半分を胎児に持っていかれるといいます。
つまり、1人子供を出産すれば体内のカルシウム量は半減し、
2人目出産では半分の半分、つまり25%(4分の1)しか残らないという計算になります。
これを聞けば、高齢の女性に骨粗鬆症が多い理由も納得ですよね。
そこにフォーカスを当てて、カルシウムが手軽に摂取できると
謳った健康食品も多く見かけます。
食事で補えない分のカルシウムをサプリメントなどで補うのは私個人としても、
大いに賛成です。
しかし、カルシウムに関しては、
過剰症の心配も懸念できる栄養素の1つです。
そんな時に、相談できる存在になりたい(ならなきゃ)のが
私が来月うけるサプリメントアドバイザーであり、ひいては薬剤師です。
私がこの試験・資格に感じるのは、
薬剤師と栄養士の中間的な存在意義です。
薬剤師国家試験をうけるまでに、正直に言えば、
きちんと栄養の講義を納めています。
もちろんカロリーの計算もできますし、ビタミンが体にどう影響を与えるのか、
なんで体に良いのかを科学的に説明することもできます。
しかし、そんな事は消費者の方も患者さんも知らないわけです。
そこで効力を発揮してくれるであろう資格がこの度受験する資格です。
もうすでに一度勉強してるという気持ちが、
勉強意欲を見事に掻き立てませんが、そろそろぼちぼち頑張って勉強し直していきたいと思います。
けーと。
オーラルケアと健康 ②
前回から4日も更新をあけてしまいました。
また今日から心機一転頑張ります。
前回は
虫歯と歯周病についてざっと説明しました。
・虫歯と歯周病が抜歯の原因の大きなウェイトを占めているということ。
・おとな虫歯が増えているということ。
・歯周病は進行すると抜歯しか選択肢がないこと。などについて記載したと思います。
今回は歯周病と全身疾患との関係について記載します。
歯周病(菌)によって起こりうる疾患として、
・糖尿病
・認知症
・関節リウマチ
・動脈硬化
・心疾患
・骨粗鬆症
・誤嚥性肺炎 etc...
これらのようなものが挙げられます。
(糖尿病については歯周病と相互性があり、一概に 歯周病→糖尿病 とは言えないそうです。つまり歯周病⇔糖尿病 です)
そして今回はセミナーで詳しく話された
・認知症
・誤嚥性肺炎
についての詳細を書き留めたいとおもいます。
このようなタイトルをつけましたが、話を聞いているとなにも歯周病が認知症の発生率を引き上げているわけでは無さそうです。笑
どういうことかというと、結果
歯の本数と認知症の発生に相関性がある
ということでした。
つまり歯周病により歯の本数が減ってしまいますよね。歯が減ったことによって認知症が発生しやすくなっているよ って話でした。
そしてセミナーで表示されたグラフでは
顕著に歯の本数が少ない方の認知症発生率が上昇していました。
(そのグラフは追跡調査に基づいたものだそうで、信ぴょう性は高いです)
この場合の歯の本数は自分の歯の本数でしたが、入れ歯をしている/していないでも認知症の発生率に差が生まれていました。
入れ歯をしている人の方が認知症の発生率が低かったです。
まとめると、歯を使って咀嚼しているかどうかが認知症の発生と深く関係している。ということになります。
〜歯周病と誤嚥性肺炎〜
こちらについては特に高齢者での問題になっています。
誤嚥性肺炎は唾液分泌の低下、咀嚼力の低下などが原因になります。
歯周病により歯を失ってしまった方は咀嚼力が低下していると考えられます。
高齢者の方はお粥や煮物など柔らかいものを好みがちですよね。
これも咀嚼力の低下と関係しています。
さらに咀嚼力の低下は唾液分泌の低下とも関係しています。
私たちはお口の中で良く噛むことで、食べ物を砕き・唾液と絡ませて胃に送っています。噛むことは唾液分泌の促すのです。
高齢者の唾液分泌の低下の原因の1~2割は
(単純に)加齢 です。
また案外多いのは薬の服用によるものです。
加齢も薬の服用もなかなか止めることはできませんよね。
しかし唾液の分泌を簡単に促す方法があります。
・唾液腺マッサージ
・パタカラ体操
です。絵や写真がないと説明が難しいので、詳しくは説明しませんが(すいません)気になる方はググって頂けたらすぐに詳細が出てくるとおもいます。
二つとも試したのですが、非常に簡単でした。しかし正直なところ自分の年齢だと、食べるときにしっかり噛むことで問題解決できそうだなと思いました。ので現在のところこれらのことは実践していません。
1時間半に渡ってセミナー講習を受けてきました。自分の歯でご飯を食べることの大切さをしみじみと感じましたし、オーラルケア(歯磨き)を日々丁寧に行わないといけないなと思いました。(時々歯を磨かずに爆睡かましてしまうので、、、)
あとは定期的にプロ(歯医者さん)に見せることも大切です。
正しいオーラルケアは
セルフケア + プロフェッショナルケア
によって成り立ちます。
今日歯医者さん行ってこよ。
けーとでした。
オーラルケアと健康 ①
先日実習先でサンスターさんのセミナーがあり、参加してきました。内容はオーラルケアと健康についてのもので今回はセミナーの内容を簡単にまとめて備忘録として残そうと思います。
〜2080運動〜
これは日本歯科医師会が掲げているスローガンで20本の歯を80歳までキープしよう!!
という運動だそうです。私は初耳だったのですが、周りは知っている方が多かったです。
ではなぜこの運動があるのでしょうか。
日本人の80歳の方は平均で約8本ぐらいしか自分の歯が残っていないそうです。
ちなみに個人的に調べたところ、平均でアメリカでは約18本、スウェーデンでは24本(!!!)も残存歯本数があるようです。
こういった事実から、2080運動が始まったと考えられます。
〜歯を失う原因〜
大きなウェイトを占めているのは
・虫歯
・歯周病
だそうです。残りは事故等で抜けてしまったものがあげられます。
そして虫歯や歯周病の原因は、歯垢中の細菌だそうで、歯垢ほんの1mg中に細菌が何億も存在しています。
また、産まれたての赤ちゃんの口腔内には、全く細菌がいないのですが、世話をしている大人から唾液を介して細菌をもらってしまうようです。
そのため最近では、赤ちゃんの食器と大人が使う食器を分けて使うというのが一般的になっています。
〜虫歯について〜
虫歯が起こる条件は以下の4つあります。
1.歯質 の低下
2.細菌
3.食べ物(糖分など)
4.時間
この4つのファクターが組み合わさって虫歯が発生します。
詳しく掘り下げると、
1.歯質 は字の通り歯の質です。歯の質が下がることで虫歯になりやすくなります。これにはフッ素によるう蝕予防が有効です。フッ素により歯の耐酸度を向上させ、また再石灰化を促進します。
2.細菌 が多く存在することで虫歯のリスクが上がります。これに対してはブラッシングで歯垢を除菌、またフッ素による殺菌作用により細菌を減らします。
3.食べ物 糖分の摂り過ぎは細菌にエサを与えていることと同じになります。また間食が多いと虫歯のリスクが上がるので注意。
4.時間 歯は食後40分で再石灰化を開始します。また歯磨きをする時間や食事をとる時間など虫歯になるか、防ぐかの大切なファクターとなっています。
おとな虫歯
最近では子供の虫歯はほとんどなくなっているようです。一方でおとな虫歯が増えています。
おとな虫歯の多くは、被せ物のところに虫歯ができる二次う蝕や、歯茎が下がることで歯の根元が露呈しそこが虫歯になる根面う蝕だそうです。
両親に歯磨きしなさーいと言われる期間、つまり大学生になるまでは虫歯の発生率が非常に低いのですが、歯磨きしなさーいと言われなくなった後から急激に虫歯の発生率があがっています。セミナーでグラフを見たのですが、顕著に18歳以降の虫歯の発生率が上昇していて面白かったです。
〜歯周病について〜
歯周病には2つ種類があります。
・歯肉炎 (歯茎のみ)
・歯周炎 (歯の周り、顎までいくことも)
歯肉炎の方が軽度で、歯周炎は重症です。
・歯肉炎
絵のように、歯茎が腫れます。
健康的な歯茎はピンク色ですが、歯肉炎になっている歯茎は赤色をしています。
しかし歯肉炎は丁寧なブラッシングで治ることが多く、またこの時点で歯医者さんにいけば問題ないようです。
しかし
・歯周病 となると話は変わります。
歯周病は歯を支えている骨が溶けている状態で、それによって歯茎が下がるように見えます。また痛みがありません。痛みがないので放置すると結果抜歯することになります。
そしてこの歯周病の原因である、歯周病菌が全身疾患のモトになっていると研究で明らかになってきたのです。
長くなったので一旦ここで終わって、二本立ての備忘録にしたいと思います。
続きはこちらになります↓
けーと